障害者雇用 / 収入と待遇

障害者雇用の給与実態——「安い」は本当か、上げる方法はあるか

おのざる(mimemime)2026年6月読了目安:15〜20分
ゆっくり考える人のイメージ、就労・生活コラム

目次

  1. 障害者雇用の給与——実態を数字で見る
  2. 収入を上げるための視点
  3. 「今の収入」だけで判断しない
「障害者雇用は給料が低い」というイメージは広く知られています。では実態はどうか、そして収入を上げていく方法はあるのか——この記事では、障害者雇用の給与の現実と、収入を改善するための視点を整理します。

障害者雇用の給与——実態を数字で見る

厚生労働省の調査(2025年度)によると、障害者雇用(フルタイム)の平均月収は精神障害者で約12〜16万円台、身体障害者で約20〜22万円台、知的障害者で約10〜12万円台というデータがあります(調査時期・対象によって異なります)。一般雇用の平均と比較すると低い水準であることは事実ですが、「すべての障害者雇用が低賃金」というわけではありません。職種・企業規模・勤続年数・スキルによって差があります。

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デスクで考え込む人のイメージ、就労支援
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※給与データは調査機関・調査時期によって異なります。参考情報として捉え、個別の求人情報・企業の条件を必ず確認してください(2026年時点の情報に基づきます)。
障害者雇用の給与——影響する要因 月給・年収 (個人差あり) 職種・業種 企業規模 勤務形態 スキル 経験年数 障害等級・種別 障害年金・各種手当との組み合わせ
給与は多くの要因で決まる——「障害者雇用だから一律低い」は正確ではない

収入を上げるための視点

「最初は短時間パートで月7万円。でも3年かけてフルタイムに移行して、今は月20万円を超えた。最初から全力出す必要はない。段階を踏めば上がっていける。」

30代・女性(双極性障害)

「今の収入」だけで判断しない

就職当初の収入は、キャリアの全体像ではありません。勤続・スキル・環境改善によって収入は変化する可能性があります。また、障害年金・各種手当を合わせた「総収入」で生活設計することが重要です。「障害者雇用は低賃金」という思い込みで選択肢を狭めず、自分のキャリアの可能性を広げる視点を持ちましょう。

給与は出発点に過ぎません。自分のペースでスキルと経験を積み上げる道があります。

よくある質問

Q. 障害者雇用の給料はどのくらいですか?
職種・企業・障害種別によって異なりますが、フルタイムで月12〜22万円前後が多いとされています(個人差あり)。
Q. 障害者雇用で収入を上げることはできますか?
スキルアップ・フルタイム移行・大企業への転職などで収入が上がるケースがあります。
Q. 障害年金と就労収入は合算できますか?
原則として合算できます。合算した総収入で生活設計することが重要です。
Q. 障害者雇用での昇給・昇格はありますか?
企業によって異なりますが、勤続・評価によって昇給するケースはあります。
Q. 短時間勤務から始めて後でフルタイムになれますか?
可能なケースがあります。就職時に段階的な移行について企業・支援者と相談しておくことをお勧めします。

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おのざる(mimemime)
就労支援員として障がいのある方の「働く」に伴走してきた経験をもとに、一人ひとりに向き合う支援を届けています。