制度活用 / 就労定着支援

就労定着支援とは何か——就職後に使える「継続支援」の制度

おのざる(mimemime)2026年6月読了目安:15〜20分
障害年金や手当について調べる人のイメージ

目次

  1. 就労定着支援とは——就職「後」に使える制度
  2. 就労定着支援で受けられるサポートの具体例
  3. 「就職後に困ったことを一人で抱えない」ために
「就職してからも、誰かに相談できる場所があればいい」——就労定着支援は、障がいのある方が就職した後も使える継続的な支援制度です。この記事では、就労定着支援の内容・対象・利用方法について整理します。

就労定着支援とは——就職「後」に使える制度

就労定着支援は、障がいのある方が就職した後も職場に定着できるよう、継続的にサポートする福祉サービスです(2018年4月より障害者総合支援法に基づいてスタート)。就労移行支援・就労継続支援などを利用して一般就労した方が対象となります。就職後3年6ヶ月まで(最長)利用できます。

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制度・手続き書類のイメージ
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※就労定着支援の対象・利用条件は個別の状況によって異なります。利用を検討する際は、市区町村の障害福祉課・就労移行支援事業所・支援者にご確認ください(2026年時点の情報に基づきます)。
就労定着支援の位置づけ 就職前 就労移行支援など 就職 就労定着支援(最長3年6ヶ月) 月1回以上の面談・職場訪問・関係機関との調整 → 自立 対象:就労移行等を経て就職した方(原則として) 費用:原則として自己負担1割(収入に応じた上限あり)
就職後も継続的に使えるのが就労定着支援の特徴

就労定着支援で受けられるサポートの具体例

「就職後に困ったことを一人で抱えない」ために

就職してからの方が、実は孤立感・不安が増すという方も多くいます。職場の人には言いにくい、主治医に毎回相談するほどでもない、という困りごとを就労定着支援の担当者に話すことができます。「些細なことを相談してもいいのか」と思う必要はありません。就職後の小さな困りごとを積み重ねる前に解消することが、定着につながります。

「就職して3ヶ月目に、仕事量が多くてパンクしそうになった。定着支援の人に相談したら、職場の上司と一緒に業務量を調整してくれた。一人じゃ絶対言えなかったと思う。」

20代・男性(ASD・就職半年後)
就職はゴールではありません。「続けること」を一緒にサポートする制度が就労定着支援です。

よくある質問

Q. 就労定着支援の対象になるには何が必要ですか?
原則として、就労移行支援等を利用して就職した方が対象です。詳細は市区町村・支援者にご確認ください。
Q. 就労定着支援の費用はかかりますか?
原則として自己負担1割(収入に応じた上限あり)です。詳細は市区町村に確認してください。
Q. 就労定着支援はいつから使い始められますか?
就職後から利用を開始できます。就職前に利用の準備をしておくとスムーズです。
Q. 就労移行支援を使わずに就職した場合も対象になりますか?
状況によって異なります。市区町村の窓口や支援者に個別に確認することをお勧めします。
Q. 就労定着支援が終わった後はどうすればいいですか?
終了後は自立した就労継続が目標です。終了前から次のサポート体制を準備しておくことをお勧めします。

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おのざる(mimemime)
就労支援員として障がいのある方の「働く」に伴走してきた経験をもとに、一人ひとりに向き合う支援を届けています。