身体・その他障害 / てんかんと就労

てんかんと就職——発作リスクを抱えながら働くための選択肢

おのざる(mimemime)2026年6月読了目安:15〜20分
障害と向き合いながら前を向く人のイメージ

目次

  1. てんかんが就職に与える影響
  2. 職場への開示——伝えるかどうかの判断
「てんかんがあって就職できるか不安」「職場に発作のことを伝えるべきか迷っている」——てんかんのある方の就職は、発作リスクの管理・職場への開示・適切な配慮の確保という複数の課題を抱えることがあります。この記事ではてんかんと就職の関係を整理します。

てんかんが就職に与える影響

てんかんの影響は、発作の頻度・種類・服薬によるコントロール状況によって大きく異なります。発作がほぼコントロールできている方は、一般の方とほぼ同じように働けることもあります。一方、発作が完全にコントロールできていない場合は、高所・水辺・機械操作など発作リスクの高い環境を避けた職種選びが必要になります。

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障害と前向きに向き合う人のイメージ
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※てんかんの状態・治療方針については必ず担当医に確認してください。本記事は医療アドバイスではありません(2026年時点の情報に基づきます)。
てんかんのある方の就職——向き不向きの考え方 発作リスクがある環境(要相談) ・高所作業・屋根の上 ・水辺での単独作業 ・重機・フォークリフト操作 ・自動車運転が必須の職種 向いている環境(例) ・デスクワーク・事務職 ・IT・在宅ワーク ・発作時対応できる職場 ・理解ある管理者がいる環境 ※個人の発作状況・服薬コントロールによって大きく異なります。担当医に要確認
てんかんの状態によって職種選択は変わる——主治医・支援者と相談しながら決める

職場への開示——伝えるかどうかの判断

てんかんを職場に伝えるかどうかは本人が判断できます。しかし、発作が完全にコントロールできていない場合は、万一の発作時に適切な対応をしてもらうために職場に伝えておくことが安全です。伝える場合は、「どんな発作が起きるか」「発作時にどうしてほしいか」「緊急連絡先」を事前に整理しておくことが助けになります。

「入社時にてんかんのことを正直に話した。最初は不安だったが、上司が真剣に聞いてくれて発作時の対応マニュアルを職場で作ってくれた。そのおかげで安心して働けている。」

20代・男性(てんかん・一般雇用でデスクワーク)
てんかんがあっても働ける職場はあります。職場への開示と配慮を準備することが安全な就労の基盤になります。

よくある質問

Q. てんかんがあっても就職できますか?
発作のコントロール状況によりますが、多くの方が就職しています。職種選びと職場への適切な配慮が鍵です。
Q. てんかんを職場に伝えるべきですか?
発作がコントロールできていない場合は、安全のために伝えることをお勧めします。伝え方は支援者に相談を。
Q. てんかんで障害者手帳は取れますか?
一定の基準を満たす場合、精神障害者保健福祉手帳の申請ができることがあります。担当医に相談を。
Q. 運転できないと就職が難しいですか?
運転不要の職種は多くあります。デスクワーク・IT・在宅ワーク等を中心に探してみましょう。
Q. てんかんで使える就労支援はありますか?
ハローワーク・就労移行支援事業所への相談が出発点です。障害者手帳がある場合は障害者雇用枠も選択肢に。

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おのざる(mimemime)
就労支援員として障がいのある方の「働く」に伴走してきた経験をもとに、一人ひとりに向き合う支援を届けています。