就活スキル / 自己PR・強みの伝え方

障害のある方の自己PR——「強み」をどう伝えるか

mimemime 編集チーム2026年6月読了目安:15〜20分
仕事のメモを取る人のイメージ、転職活動・就活

この記事の目次

  1. 「強み」は特別なものでなくていい
  2. 発達障害・精神障害の特性を強みとして伝える例
  3. 「伝え方」の練習——一人でなく、一緒に
「自己PRって、何を書けばいいんですか」「強みって言われても、自分に強みがある気がしない」「障害があることを強みと言えるのか」——自己PRは、多くの方にとって就職活動で最も難しいと感じるパートの一つです。

「強み」は特別なものでなくていい

自己PRで伝える「強み」は、特別なスキルや実績でなくていいです。就職活動の自己PRで企業が知りたいのは、「この人は職場でどんな場面で役に立ちそうか」「一緒に働いたとき、どんな特性があるか」という情報です。

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デスクで考え込む人のイメージ、就労支援
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自己PRで伝える3つの要素特性・行動自分がどんな場面でどう行動してきたか例:集中して作業することが得意具体的なエピソードその行動を示した実際の出来事例:前職で一人で集中作業を担当仕事での活かし方この特性をこの職場でどう使うか例:データ処理・確認作業に活かせる
自己PRは「特性→エピソード→仕事での活かし方」の流れで組み立てると伝わりやすい

発達障害・精神障害の特性を強みとして伝える例

特性は「弱点」だけではありません。例えばADHDの特性である「過集中」は、ルーティン作業・データ処理において高い集中力として活かせることがあります。ASDの「細部への注意」「ルール・手順を正確に守る」という特性は、品質管理・確認作業において強みになり得ます。うつ・回復経験がある方は、「セルフケアの知識」「自己管理の重要性への意識の高さ」を伝えることができます。

「伝え方」の練習——一人でなく、一緒に

自己PRの文章が書けても、面接での口頭表現が難しいと感じる方が多くいます。就労移行支援・支援員との模擬面接で、実際に声に出して練習することが非常に有効です。「言葉に詰まった場合の対処法」「言い換えの言葉」なども、事前に準備しておくことができます。

「自己PRが全然書けなくて、支援員さんに話を聞いてもらったら、自分が気づいていない強みをいくつも見つけてもらえた。一人では絶対に出てこなかった」

20代・女性(ASD)
「強みが分からない」ときは、一人で考えるより、誰かと話す中で見つかることが多いです。

よくある質問

Q. 自己PRに何を書けばいいか分かりません
特性・エピソード・仕事での活かし方の流れで組み立てましょう。一緒に考えられます。
Q. 障害の特性を強みとして伝えていいですか?
はい。特性がどの場面で役立つかを具体的に伝えることが大切です。
Q. 自己PRを話すと詰まってしまいます
模擬面接で練習することが有効です。一緒にやってみましょう。

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おのざる
おのざる(mimemime)
元介護福祉士。障がいのある方の「働く」に伴走する就労支援員。「答えを出すより、一緒に考える」が信条。