気持ちの言語化 / 職場での自己開示

苦手なことを職場に伝えるのが怖い——その壁を越えるための考え方

mimemime 編集チーム2026年6月読了目安:15〜20分
自分の道を進む人のイメージ、障がいと向き合うコラム

この記事の目次

  1. なぜ苦手なことを言えないのか
  2. 「苦手を伝える」ことの3つのメリット
  3. 苦手を伝えるための「言葉の組み立て方」
「苦手なことを職場で言ったら、使えない人間だと思われそう」「我慢して乗り越えるのが普通だと思っていた」「言えないまま限界が来て、急に休んでしまった」——苦手なことを職場に伝えることの難しさは、多くの方が経験しています。

なぜ苦手なことを言えないのか

職場で苦手なことを打ち明けにくい理由には、よくあるパターンがあります。「弱みを見せたくない」:職場では強くあるべきというプレッシャー。「迷惑をかけたくない」:自分の苦手のせいで周りに負担をかける申し訳なさ。「評価が下がるかも」:できないことを言えば査定に響くかもという不安。「どう言えばいいか分からない」:言語化できないまま我慢する。

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回復に向け情報を調べる人のイメージ
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「言えないまま我慢」の悪循環苦手なことを我慢する疲弊・ミスが増える孤立感が強くなる突然のダウン・休職
「我慢→悪化→突然のダウン」より、早めに伝える方が結果的に職場の負担も少ない

「苦手を伝える」ことの3つのメリット

苦手なことを伝えることには、次のようなメリットがあります。適切なサポートが受けられる:上司や同僚が対応できるようになる。突然のダウンを防げる:我慢の限界が来る前に調整できる。信頼関係の構築:正直に話すことで、むしろ信頼が増す場合がある。

苦手を伝えるための「言葉の組み立て方」

苦手を伝えるときは、「できない」という表現より「〜の場合は〜のサポートがあると助かります」という形で伝えると、建設的な相談になりやすいです。例えば「複数の指示が同時に来ると混乱しやすいので、優先順位を一つ伝えてもらえると助かります」という形です。「弱みを晒す」ではなく「必要なサポートを伝える」という枠組みで考えることが、言い出しやすさにつながります。

「苦手なことを言ったら、上司に『もっと早く言ってくれればよかったのに』と言われた。我慢していた時間が少し惜しくなった」

30代・男性(ADHD)
苦手を伝えることは「負け」ではなく、「チームとして動くための情報共有」です。

よくある質問

Q. 職場で苦手なことを言うのが怖いです
「できない」ではなく「サポートがあると助かります」という形で伝えると建設的になりやすいです。
Q. 苦手を言ったら評価が下がりませんか?
正直に伝えることで信頼が増す場合もあります。また、伝えないまま限界が来る方が職場への影響が大きいです。
Q. どうやって苦手を言語化すればいいですか?
一緒に「何が苦手で、どんなサポートがあれば助かるか」を整理しましょう。

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おのざる
おのざる(mimemime)
元介護福祉士。障がいのある方の「働く」に伴走する就労支援員。「答えを出すより、一緒に考える」が信条。