就職活動や就労支援で「まず自己理解から」とよく言われます。でも「自己理解って何をすればいいの?」「どうやって自分の強みを見つければいいか分からない」という方が多くいます。
自己理解とは何か——2つの柱
自己理解には大きく2つの柱があります。①「できること・得意なこと」の把握:過去の経験の中で「うまくいったこと」「続けられたこと」「褒められたこと」を集める。②「難しいこと・苦手なこと」の把握:過去の経験の中で「続けられなかったこと」「ミスが多かったこと」「疲弊したこと」を集める。この2つが揃って初めて「どんな環境なら続けられるか」の地図ができます。
自己理解を深める3つの方法
方法①「過去の経験を振り返る」:小学校から今まで、「楽しかったこと・得意だったこと・続いたこと」を時系列で書き出す。方法②「他者からのフィードバックを集める」:信頼できる友人・家族・支援者に「私ってどんな強みがあると思う?」と聞いてみる。方法③「ツールを使う」:ストレングスファインダー・エムグラム等の自己分析ツールを参考にする。ただしツールの結果は「仮説」として扱い、実際の経験と照らし合わせることが重要です。
「一人でやらない」のが最大のコツ
自己理解は、一人でやろうとすると行き詰まりやすいです。支援者や信頼できる人と対話しながら整理することで、自分では気づかなかった強みが見えてくることがよくあります。就労支援の場では、自己理解の整理を一緒に行うことができます。
自己理解は「自分のことを完璧に知ること」ではなく、「今の自分に合った選択をするための地図を作ること」です。
よくある質問
Q. 自分の強みが分かりません
過去の経験を振り返るか、他者のフィードバックを聞くことで見えてきます。一緒に整理できます。
Q. 自己分析ツールは役に立ちますか?
参考にはなりますが、結果は「仮説」として実際の経験と照らし合わせることが大切です。
Q. 自己理解を一人でやろうとすると詰まります
支援者と対話しながら整理することをお勧めします。