「特別支援学校を卒業したらどこに行けばいいのか」「18歳になったら子どもの支援が変わると聞いた」「発達障害があって高校卒業後どんな選択肢があるのか」——障害のある若者が「子ども期」から「大人期」に移行するときに直面することを整理します。
18歳の「支援の切れ目」問題
18歳・高校卒業のタイミングで、それまで使っていた支援が変わることがあります。学校の支援・放課後デイサービス・児童福祉サービスは原則として18歳(または高校卒業)で終了し、大人向けの障害福祉サービスに切り替わります。この「切れ目」で支援が途切れてしまうケースも少なくありません。
※以下の制度・サービスは2026年時点の情報に基づきます。地域・状況により異なります。
高校卒業後の進路の選択肢
- 就労移行支援:2年間(最大)通いながら就労スキルを身につける。一般就労を目指す方に
- 就労継続支援A型:雇用契約を結んで働く形。比較的短時間から始められる
- 就労継続支援B型:雇用契約なしで自分のペースで作業する形
- 大学・専門学校への進学:合理的配慮の申請が可能。障害学生支援室がある学校も
- 一般就労(アルバイト含む):得意を活かした仕事から始める選択肢も
「特別支援学校を卒業して、就労移行支援に入った。最初は不安で仕方なかったけれど、スタッフが一緒に就活してくれて、2年後には一般企業に就職できた。あのまま家にいたら今頃どうなっていたかわからない。」
20代・男性(発達障害・特別支援学校卒業後就労移行支援を経て一般就労)
在学中から準備しておくこと
- 高校2年生のうちに進路担当・支援機関と卒業後の計画を相談する
- 就労移行支援の見学・体験利用を高校在学中に行う
- 手帳(療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)の取得を検討する
- 地域の相談支援事業所と繋がっておく
「大人になったらどこに行けばいいのか」——一人で考えず、今の学校・支援機関と一緒に計画を立てましょう。
よくある質問
Q. 特別支援学校を卒業したらどこに行けばいいですか?
就労移行支援・就労継続支援・一般就労など様々な選択肢があります。在学中に支援機関と一緒に計画を立てることが大切です。
Q. 就労移行支援は何歳まで使えますか?
年齢制限は原則ありませんが、65歳未満が対象です。多くの事業所では20代前半の方が多く利用しています(2026年時点)。
Q. 大学進学と就労移行支援、どちらを選べばいいですか?
どちらが合うかは本人の特性・目標・状態によります。支援機関に相談して一緒に考えることをお勧めします。
Q. 放課後デイサービスは18歳で終わりますか?
原則として18歳(または高校卒業)で終了します。卒業前から次の支援を探しておくことが重要です。
Q. 親が子どもの進路の相談をするにはどこに行けばいいですか?
学校の特別支援担当・地域の相談支援事業所・発達障害支援センター等に相談できます。