「親に連れてこられた」「家族に言われて来た。正直、自分ではまだ動けなかった」——就労支援の場に来る理由は、自分の意志だけではありません。家族に促されて、友人に背中を押されて、という形でたどり着く方もいます。
「自分で来たわけじゃない」でも大丈夫
就労支援の場には、「どうしても来たかった」という方だけが来るわけではありません。「親に言われて来た」「自分では動けなかったけど、連れてきてもらった」「半ば強制的に予約を入れられた」——こういった形でたどり着く方も多くいます。そして、最初のきっかけがどんなものであれ、来たこと自体は一つの勇気であり、一つの一歩です。
「親に半ば無理やり連れて来られた。最初は全然乗り気じゃなかった。でも、来てみたら支援員さんが怖くなくて、少しずつ話せるようになった。今は自分から来ている」
20代・女性
「来たくなかった」という気持ちを話してもいい
「本当はあまり来たくなかった」「自分では来たくなかったけど来た」という気持ちを、そのまま支援者に話しても大丈夫です。むしろ、「来た理由」「今の気持ち」を正直に話すことから始める方が、その後の対話がより本質的になることがあります。「乗り気じゃない」という状態で来た方が、最終的に支援をうまく使えるようになった例は多くあります。
家族への感謝と、自分の意志の両立
家族に連れてこられた場合でも、「来てみてどう感じたか」「今後どうしたいか」という自分の意志を少しずつ形にしていくことが重要です。家族が「働いてほしい」と思うのは自然なことですが、最終的に何をどのペースで進めるかは、本人の意志が中心にあることが大切です。支援者はその橋渡しを一緒にすることができます。
来たきっかけは何でもいいです。「来た」という事実が、すでに一歩目です。
よくある質問
Q. 家族に言われて来ました。自分では来たくなかったのですが
正直に話してください。来た気持ちをそのまま教えてもらえれば、一緒に考えられます。
Q. 来たくなかったと思いながら来ることは支援者に失礼ですか?
失礼ではありません。正直に話せる場でありたいと思っています。
Q. 親に無理やり来させられた感覚があります
その感覚は大事にしていいです。自分のペースで進めましょう。