「就労支援にはいろんな人が関わると聞いたが、誰が何をしてくれるのかわからない」——就労支援では、複数の専門家がチームで関わります。この記事で、支援者それぞれの役割を整理します。
就労支援チームの主な構成メンバー
各支援者の主な役割
- 就労支援員:就職活動・面接練習・職場定着を一緒にサポートする「就活の伴走者」
- 相談支援専門員:福祉サービスの計画・生活全般の相談窓口。サービス等利用計画を作成
- 主治医・精神科医:診断・薬の処方・就労に関する意見書の作成
- ジョブコーチ:職場に同行・立ち会い、職場環境の調整や本人へのサポートを行う
- 産業医・人事担当:職場側の窓口として合理的配慮・復職プランを調整する
- 就労定着支援員:就職後も定期的に面談・相談することで、長期定着を支援する
チームが機能するために大切なこと
チームが機能するには、あなたが各支援者に「今の状態」を正直に伝えることが最も重要です。「仕事は大丈夫」「支援者には心配させたくない」という遠慮が、チームの動きを止めてしまいます。困ったこと・しんどいことを早めに伝える習慣が、チームを最大限に活かす鍵です。
「支援員・主治医・産業医が連携してくれるとは思わなかった。でも就労支援員が間に入って調整してくれて、職場への配慮が伝わった。チームがいてくれるだけで安心感が違った。」
30代・男性(発達障害・就労定着支援利用中)
あなたのまわりに「チーム」を作ることが、就労を続けるための一番の基盤です。
よくある質問
Q. 相談支援専門員はどこで見つけますか?
市区町村の福祉担当窓口や障害者相談支援事業所に相談することで繋げてもらえます(2026年時点)。
Q. ジョブコーチとは何ですか?
職場に同行して、本人・職場双方のサポートを行う専門職です。ハローワーク・障害者就業・生活支援センターに相談できます。
Q. 主治医と就労支援員は連携できますか?
本人の同意のもとで情報共有が行われる場合があります。主治医と就労支援員の両方に相談してみましょう。
Q. 就労定着支援員とはどんな支援をしてくれますか?
就職後6ヶ月〜3年間、定期的な面談・職場との調整・日常生活の相談で定着を支援します(2026年時点)。
Q. 産業医は相談できますか?
職場に産業医がいる場合、健康管理・復職プランについて相談できます。まず職場の担当者(人事等)に問い合わせましょう。