「セルフケアが大事と言われるが、具体的に何をすればいいかわからない」「自分を守るための習慣をどう作ればいいか」「しんどいとき・落ち着いているときの違いがわからない」——この記事では、障害のある方が実践しやすいセルフケアの方法を整理します。
なぜセルフケアが大切なのか
障害のある方にとってのセルフケアは「体調の波を安定させること」「悪化のサインに早めに気づくこと」「支援者に状態を伝えるための言語化力を育てること」という三つの意味を持ちます。セルフケアができていると、就労継続の基盤が安定します。
実践しやすいセルフケアの習慣
- 毎日同じ時間に起きる・寝る(概日リズムを整える)
- 体調を5段階で評価するシンプルな記録をつける
- 「疲れた」と感じたら無理に予定を入れない
- 「しんどい」を感じたとき支援者に短いメッセージを送る習慣
- 好きなこと・回復に効くことのリストを作っておく(エネルギー補充リスト)
「悪化のサイン」を事前に整理しておく
状態が悪化するとき、多くの方には「前兆のパターン」があります。「眠れない日が続く」「食欲がなくなる」「人との連絡を避け始める」など、自分の前兆を言語化して、支援者と共有しておくことが早期対応につながります。
「自分が崩れるサインに気づくのが遅かった。支援員に言われて『崩れ始めサイン一覧』を作った。今はそれを見てセルフチェックしている。早めに気づけるようになって、休む判断が早くなった。」
30代・男性(双極性障害・就労継続中)
自分を守ることが、長く働き続けることの土台です。セルフケアを「義務」ではなく「習慣」として育てましょう。
よくある質問
Q. セルフケアで何から始めればいいですか?
まず「睡眠を整えること」と「体調を記録すること」から始めることをお勧めします。
Q. 体調の記録はどうすればいいですか?
5段階評価(1〜5)で毎日記録するシンプルな方法が継続しやすいです。メモアプリや手帳でできます。
Q. 悪化のサインはどう把握すればいいですか?
過去の悪化経験を振り返り、「その前に何があったか」を支援者と一緒に整理してみましょう。
Q. しんどいとき支援者にどう伝えればいいですか?
「今○点です。連絡します」など短い定型文でも十分です。こまめな連絡が早期対応につながります。
Q. セルフケアを一人でやるのが難しいです
支援者と一緒にセルフケア計画を作ることができます。mimemimeでも相談できます。