「なんのために働くのかわからなくなった」「お金のためだけなら障害年金でいいのではないか」「働くことが自分に必要かどうか迷っている」——「働く意味」を問い直すことは、とても大切な問いです。この記事では、障害のある方にとっての「働くこと」の多様な意味を一緒に考えます。
「働く理由」は一つじゃなくていい
「働く理由」は「収入を得るため」だけではありません。社会との繋がりを持つため・規則正しい生活リズムをつくるため・自分の役割を感じるため・好きなことを活かすため・自信をつけるため——人によってその理由は異なります。そして「理由」は時間とともに変わってもいいのです。
「働かなければならない」という強迫から降りる
「働けない自分はダメだ」という考えは、回復を妨げることがあります。「今は働けない」「ゆっくり準備している」「就労継続支援B型でペースを掴んでいる」——これもすべて「働くこと」の一部です。スピードではなく「方向性」が大切です。
「自分にとっての働く意味」を言語化してみる
- 「働いていて良かったと感じた経験」を思い出してみる
- 「もし働かなくてもいいとしたら、それでも働きたいか」を考えてみる
- 「自分が誰かの役に立てると感じた場面」を書き出してみる
- 支援者と「なぜ働きたいのか」を一緒に整理してみる
「お金のためだと思っていたが、職場で誰かに『ありがとう』と言われた瞬間が積み重なって、それが一番続ける理由になっていた。意味はあとからわかるものだと思う。」
40代・女性(精神障害・就労継続5年目)
「働く意味」は見つけるものではなく、働く中で少しずつ積み上がっていくものかもしれません。
よくある質問
Q. 働く意味がわかりません
「理由」はあとからわかることも多いです。まず「少しやってみる」という選択も大切です。支援者と話してみましょう。
Q. 働かなくても障害年金で生活できます。それでもいいですか?
選択はあなた自身のものです。ただ、社会との繋がりや生活リズムの観点から、就労継続支援等を利用する選択肢も検討してみてください。
Q. 「なんのために働くか」を支援者に相談できますか?
はい。mimemimeでも「働く意味・動機」から一緒に整理するサポートをしています。
Q. 働くことが怖いです
その気持ちは自然です。まず「なぜ怖いのか」を整理することから始めましょう。支援者と話してみてください。
Q. 就労継続支援B型でも「働いている」といえますか?
はい。どんな形であれ、社会に参加し活動することは「働くこと」の一つの形です。